村上春樹の100曲

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こんにちは、
よぴまるです。

村上春樹の本は読んだことはないけど、図書館で『村上春樹の100曲』を借りました。この本は、村上春樹が、小説やエッセイの中で取り上げた楽曲を5人の書き手がコメントするというものです。
ジャンルもポップス、ジャズ、ロック、クラシックなど5つのジャンルから20曲ずつ取り上げています。
クラシックの20曲にシューベルトのピアノソナタ第17番が取り上げられています。
フランツ・シューベルト(1797-1828)は、クラシック音楽史の中でも特に天才だと思っています。
31歳の短い生涯の中で交響曲から歌曲まで多彩な分野で膨大な曲を作っています。しかし、音楽の天才は、生活力もあったとは言い難く、貧困のうちに短い生涯を閉じています。

さて、シューベルトは、短い生涯に未完も含めて21曲ものピアノソナタを残しています。第17番は、28歳の時の作品で4楽章構成の演奏時間も40分近い大曲です。
ただ個人的にはシューベルトのピアノソナタは苦手です。どこが頭でどこが尻尾かわからず、つかみどころがなく論理的でないというか、なんか垂れ流し状態と言うか。

でも村上氏は、その「冗長さ」「まとまりのなさ」「はた迷惑さ」が心になじむそうです。まさに天才は、天才を知るということでしょうか。
僕は内田光子のCDで聴きます。キリッとした演奏が多少なじめそうだからです。

シューベルト: ピアノ・ソナタ集 内田光子

シューベルト生誕200年を祝う誕生日、1997年1月31日にリリースを開始した、内田光子によるシューベルト・チクルスを網羅したセットです。内田の審美眼によって選び抜かれたレパートリーのみが、磨きぬかれたタッチでここに刻まれています。

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