フルトヴェングラー バイロイトの第九

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こんにちは、
よぴまるです。

いまから70年前に行われた戦後初のバイロイト音楽祭。
そのオープニングを飾ったのは、ヴィリヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの第九。

この音源を元にして制作されたLPやCDは、果たして何枚あるのだろうか?
実は僕も数枚持っていて、ざっと頭の中で思い浮かべるだけでLPも含めると5から6種類は持っていると思います。

クラシック音楽ファン、そしてフルトヴェングラーファンでない人は不思議に思われるかもしれませんが、これは言うなればコレクターの性(さが)なのです。

結局、70年前の録音なので、ついより音質の良いものを追い求めてしまうのです。
でも多分今回発売された「スウェーデン放送所蔵音源」で最後になるでしょう。

そして本日1月25日は、フルトヴェングラーの136回目の誕生日です。

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フルトヴェングラー バイロイトの第九 スウェーデン放送所蔵音源

― – na Not Applicable
ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語によるアナウンス
1.(01:57) Welcoming Radio Announcements in German, French, English and Swedish
スタジオ・ナレーター – Studio narrator, (ナレーター)

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アナウンス – 拍手
2.(02:19) Programme Announcement – Applause

スタジオ・ナレーター – Studio narrator, (ナレーター)
聴衆 – audience

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン – Elisabeth Hongen (アルト)
ハンス・ホップ – Hans Hopf (テノール)
オットー・エーデルマン – Otto Edelmann (バス)
バイロイト祝祭合唱団 – Bayreuth Festival Chorus
バイロイト祝祭管弦楽団 – Bayreuth Festival Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 29 July 1951, Festspielhaus Bayreuth, Germany

3.(18:01) I. Allegro ma non troppo e un poco maestoso
4.(11:46) II. Molto vivace
5.(19:13) III. Adagio molto e cantabile
6.(24:56) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(73:56)

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― – na Not Applicable
拍手 – スウェーデン語とドイツ語による番組終了のアナウンス
7.(02:44) Applause – Closing Remarks in Swedish and German

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スタジオ・ナレーター – Studio narrator, (ナレーター)
聴衆 – audience
録音: 29 July 1951, Festspielhaus Bayreuth, Germany

スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団

まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の4か国語(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語の順)によるアナウンスから巨匠の入場、渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。

冒頭アナウンスは「1951年バイロイト音楽祭。バイエルン放送がリヒャルト・ワーグナー音楽祭(バイロイト音楽祭)のオープニング・コンサートをバイロイト祝祭劇場からドイツ・オーストリア放送、英国放送、フランス放送、ストックホルム放送を通じてお届けします。曲はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番です。」というもので、これがまさに生中継だったことがうかがえます。

発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。

この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌劇場管弦楽団)の項の最後の行に次のような記述が―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio (archive LB 14784)。

バイエルン放送、ミュンヘン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです!あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。

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