こんにちは、
よぴまるです。
今年はルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)の生誕250年です。
個人的には、非常に感慨深いものがあります。
なぜなら、僕がクラシック音楽に興味を持ち、初めてLPレコードを買ったのが、1970年のこと。まだ中学1年生の時でした。そしてその年が、ベートーヴェンの生誕200年だったのです。
購入したLPとは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェンの”運命”でチャイコフスキーの”悲愴”のカップリングでした。
別に生誕200年を記念して録音されたものではなく、もう録音から10年近く経ったものでした。
さて、ベートーヴェンの代表曲ばかり集めた超魅力的なコンピレーション企画盤です。
ベートーヴェン 代表曲 生誕250年
そう、あれから50年が経ったのです。
なんて、一人でしんみりしていても仕方ありません。
さて、時が経ってもベートーヴェンの名曲は変わりません。
ベートーヴェン生誕250年記念企画。全25曲の超有名曲を各曲まるごと収録しています。そう演奏時間570分超え。
このセットでベートーヴェンの凄さが体験できます。
さて、ベートーヴェンの代表曲って何?
「英雄」「運命」「田園」「第九」「皇帝」「悲愴」「月光」「熱情」
いやいや、タイトルの付いた曲は、知名度は高いし、もちろん傑作ですが、タイトルの付いていない曲にもめちゃめちゃ、魅力的な曲があります。
でも、僕は50年前の生誕200年にベートーヴェンの代表曲”運命”を聴いてそれ以来50年に渡ってベートーヴェンファンになったように、このアルバム『永遠のベートーヴェン・ベスト』は、入門用に最高でのものです。
しかもCD8枚組に関わらず、なんと3,300円(税込)というお求めやすい価格。
このコンピレーションは、超おすすめです。
曲目は「運命」に始まり、「運命」に終わる・・・順で収録されており、誰もが一度は耳にしたことがある超有名曲から、あまり知られていないものの印象深い名曲の全25曲。
このセットの特徴は、有名部分だけの細切れの選曲ではなく、有名曲をまるごと1曲聴けることにあります。
有名な旋律はその部分だけ取ると耳障りが良いものですが、そこの至るための過程やストーリーがどの曲にもあります。切り取って短く聴くことも楽しいですが、あえて、名曲の全貌を1曲聴く醍醐味をこのセットで体感してみてください。
例えば、交響曲第6番「田園」では全5楽章にわたって美しいメロディが多く出てきます。それぞれの旋律の変遷と印象的なメロディが形を変え何度も出現する様は圧巻で、展開や変奏の名手であったベートーヴェンが得意とした手法です。
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ベートーヴェンがなぜ天才と言われ、クラシックに限らず、その後の音楽シーンに大きな影響を与えたか、実際に耳で体験できます。その精神はロックやポップスにも及んでいると理解できるでしょう。by タワーレコード
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