こんにちは、
よぴまるです。
僕は、1957年(昭和32年)生まれです。
団塊の世代とそのジュニアの中間の世代で、80年代前半まで、戦後から66年の丙午の年についで出生数の少ない年でした。
だから10歳ほど年上の団塊世代のパワー溢れる世代を見ながら育った割には、競争心も少なくなんか春風に吹かれるようにのんびり育ったように感じます。
みんながそうではないかもしれませんが、少なくても僕自身は、そんな感じで60年生きてきました。
また男女平等という概念の中で育ってきたので、男だからとか女だからとかであまり縛られなくなった世代でもあります。
ただ、現在まだ日本は女性の社会進出に関して遅れているのは、まだ社会を牛耳っているのが僕らよりも上の世代だからではないか、と勝手に思っています。
こんな世代ですから、戦後に大人になった自分の親世代や団塊の世代からの文化・芸能の影響は強く、子供の頃から漫画や新しいポップスなどの音楽の影響を受けてきました。
そんな中に同世代で凄い漫画家がいます。
それは高橋留美子さんです。
僕と同い年。しかも大学も神田川を挟んで隣同士。
留美子さんは、目白の丘の上の女子大。
しかも故郷も留美子さんが新潟で僕は富山。
親近感を抱かないはずがありません。
高橋留美子 ランキング
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『高橋留美子 ランキング』なんてサイトまで作ってみました。
若くして漫画界のスーパースターになり、同い年の僕は『うる星やつら』のラムちゃんに悩殺され、『めぞん一刻』の響子さんに恋い焦がれる日々を送ってきたものです。
しかもその作品のテーマとキャラクターの多彩さと幅広さにも驚かされます。
『うる星やつら』では、筒井康隆風ドタバタギャグの連続で、しかし、ラムとあたるは決して結ばれないもどかしさ、まるで吉川英治の宮本武蔵とお通さんではないか!
ラブコメ『めぞん一刻』では、よく見るとわがままで身勝手な響子さんをなんと魅力的に描いたかと思うと、人魚シリーズでは、不老不死という重いテーマにも切り込んでいます。
一方、『高橋留美子劇場』では、日常生活に潜む悲しさ、脆さ、危うさをさり気なく描いています。
このブログでもいろいろな作品を取り上げていきたいと思います。
では、まただっちゃ!
漫画家本vol.14 高橋留美子本 (少年サンデーコミックススペシャル)
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