こんにちは、
よぴまるです。
昨日横浜の桜木町にある、神奈川県立音楽堂に行ってきました。
音楽堂で行われた横響第709回定期演奏会を聴いてきました。
指揮は泉翔士さん。1991年生まれということで現在29歳。千葉県出身で、東京音楽大学の指揮科と同大学院指揮研究領域を修了された方です。
横浜交響楽団は、創立が1932年と言いますから、来年で創立90年という歴史のあるオーケストラで、当初はプロとアマの合同だったそうですが、結局食えないということでアマチュア主体の活動となったそうです。
しかし、90年と言うのは凄い。先の大戦も経験しているわけです。
プロのオケでも戦前からあるのは、東京フィルとN響くらいでしょうか。
神奈川県立音楽堂 思い出
神奈川県立音楽堂は、桜木町駅から紅葉坂を登ったところにあります。
場所は以前より知っていますが、初めてここでコンサートを聴いたのは、次女が所属する県立高校の吹奏楽部の発表会だったと思います。
だから6~7年前。
そして一昨年の9月に親交のある合唱団の公演の運営のお手伝いをしました。
以下、県立音楽堂のHP https://www.kanagawa-ongakudo.com/ に記載されている音楽堂についての文章です。
神奈川県立音楽堂は、1954年、公立施設としては日本で初めての本格的な音楽専用ホールとして開館しました。
ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。ホールの壁面はすべて「木」で作られており、そのアコースティックな響きは開館60年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。
また、地域に根ざした優れた公共施設として1998年に建設省より「公共建築百選」に選ばれ、加えて1999年には20世紀の重要な文化遺産である建築としてDOCOMOMO(ドコモモ)(近代運動にかかわる建物・環境形成の記録調査および保存のために設立された国際的組織)より「日本におけるモダン・ムーブメントの建築20選」に選ばれました。
横響 定期公演会
プログラムは、ベートーヴェンの交響曲が2曲。
第1番と第5番「運命」。
全体的に女性の割合が多いように感じました。
また男性の平均年齢は高そうでした。
僕が所属する合唱団でも女性の年齢は上下幅がありますが、男性は60歳以上で、63歳の僕は最年少です。
さて、第1番が始まって、伝統あるオケと言ってもアマチュアだからでしょうか、テクニック的な不安が感じられ、大丈夫なのかな、と頼りなさを感じました。
曲が進むにつれなんかエンジンが暖まるように乗ってきたように感じるようになり、次の「運命」に期待を持てるようになりました。
そして第5番「運命」。第1番より管楽器のメンバーが増えたようです。
第一楽章から気迫が籠っています。指揮者の泉さんの指揮に力入ってきました。
聴く僕も段々集中していきます。
そして怒涛のエンディングを迎え、満場の拍手となりました。
拍手は鳴りやまずそしてアンコール。
聴いたことがある歌謡曲ですが、曲名が出てこない。
僕は、第5番の終楽章で涙が溢れ、そしてアンコールでは涙のせいで視界がぼやけていました。
最後に
新型コロナウイルスの感染対策として、チケットの半券は自分でもぎって箱に入れる。そして検温してアルコール消毒して入場。もちろん場内ではマスク着用。
座席は、一席毎空けて座る。僕は一人でしたが、隣のご夫婦は、やはり1席空けて座っていました。
僕は、自分の合唱団に所属しているのでアマチュアオケのコンサートによく行きます。そしてそんなオケの演奏には感動します。テクニック的にはプロには敵いませんが、そのひたむきさ惹かれるのです。
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