ムラヴィンスキーの命日に聴くチャイコフスキー交響曲第5番

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こんにちは、
ともやんです。

1988年1月19日、旧ソ連の大指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキーが84歳でこの世を去りました。

今日が命日。

1938年から亡くなる88年まで50年に渡って、レニングラード・フィルの首席指揮者を務めた凄い人です。

しかも第二次世界大戦を経てスターリンの独裁政権下という難しい時代の下での活動はさぞかし大変だったことでしょう。

もしかして生命にかかわるようなこともあったのかもしれません。
ムラヴィンスキーに関する文章の中には、ソ連当局とは確執もあったと書いたものもあります。

ムラヴィンスキーのリハーサルは厳しいもので、それだからこそ強靭なアンサンブルを誇るレニングラードフィルとなったわけで、僕が考えるには、西側の人気オーケストラに負けない実力を持てば、当局には文句を言われる筋合いはない、というところまで高めたのと思います。

ムラヴィンスキーは、チャイコフスキー交響曲第5番を何度も録音していますが、最初のヨーロッパツアーでウィーンで録音したモノラル盤が絵印相の内容的には一番素晴らしいと思います。

一般的には60年のステレオ盤が有名ですが、この56年盤の気迫漲る充実度が素晴らしいです。

ぜひこの引き締まった演奏を聴いて欲しいです。

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ムラヴィンスキー チャイコフスキー交響曲第5番 1956

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 Op. 64
Symphony No. 5 in E Minor, Op. 64

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 – Leningrad Philharmonic Orchestra
エフゲニー・ムラヴィンスキー – Yevgeny Mravinsky (指揮)
録音: June 1956, Grossersaal, Konzerthaus, Vienna (Wien), Austria

1.(14:47) I. Andante – Allegro con anima
2.(11:51) II. Andante cantabile con alcuna licenza
3.(05:44) III. Valse: Allegro moderato
4.(11:44) IV. Finale: Andante maestoso – Allegro vivace
total(44:06)

チャイコフスキー:交響曲第4番 – 第6番「悲愴」(レニングラード・フィル/ムラヴィンスキー/K. ザンデルリンク)

チャイコフスキー:後期交響曲集 レニングラード・フィル
1956年、第1回ヨーロッパ公演のさいにウィーンでおこなわれたレコーディング。第5番と第6番のムラヴィンスキーが特に強烈です。有名なステレオ再録音盤を凌ぐほどの力感と緊張感はみごとというほかなく、オーケストラの卓越した合奏能力が、透明度高くソリッドな音響をつくりあげるサマは、このコンビの全盛期の姿を見せつけてまさに圧巻。

ザンデルリング指揮する第4番もディスク大賞受賞の名盤で、深く濃厚な情感表出、雄渾なダイナミズムに魅せられます。新方式リマスター(OIBP)も大成功で、モノラルながら解像度高い録音によって演奏のディテールの凄みまで十分に伝わってきます。
HMVオンラインショップより

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