こんにちは、
よぴまるです。
昨日、東横線の綱島駅近くを歩いていたら綱島台の高台辺りからミンミンゼミの鳴き声が聴こえてきました。
今年初めて聴いた蝉の声です。
普通初夏にまず聴かれるのは、ニイニイゼミです。
あの松尾芭蕉の有名な句もニイニイゼミを詠んだものと言われています。
でも盛夏のイメージが強いミンミンゼミ。
ちょっとせっかちな蝉だったのだろうか?
さてミンミンゼミと言えばこんな思い出があります。
ミンミンゼミの思い出
筆者の故郷は富山市の海沿いの町。
蝉の鳴き声と言えば、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの順で鳴き、オーシツクツクという鳴き声が聴こえると夏休みの宿題に追われる日々でした。
そんな筆者が19歳で大学生として上京して、最初の夏に驚いたことがありました。
なんと新宿のど真ん中でミンミンゼミの鳴き声が聴こえてきたのです!
僕の下宿は現在の新宿区大久保一丁目にあり、大学へは都立戸山公園を突っ切って通っていました。
そこではミンミンゼミ、ヒグラシの鳴き声を聴くことができたのです。
ミンミンゼミもヒグラシも、富山では山間部に行かないと見られない蝉たちでした。
2種とも透明な翅をもつ美しい蝉たちで憧れだったくらいです。
それが新宿に普通にいるなんて。
首都圏は意外と昆虫の宝庫だったのかもしれません。
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