こんにちは、
よぴまるです。
僕が所属する神奈川県下の合唱団は、昨年3月から新型コロナの影響により練習が中止になっています。
そして現時点で、今年2月中の練習も中止が決まっています。
つまり丸1年間合唱団の活動が出来ていないことになります。
次の公演の曲は決まっているので、合唱団の中には、個人練習をしている人もいますが、僕は何もしていません。
また僕は、バスパートのパートマネージャーにでもあるので、本日、メンバーに新年の挨拶と大晦日のコンサートのレポートを送りました。
合唱団 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
遅くなりましたが、2021年もよろしくお願いします。
練習中止も1年間におよび、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ただ、12月中旬から新型コロナの感染拡大が勢いを増して広がっている感があります。
神奈川県でも昨日は過去最多の600名を超す新規感染者数が報告されています。
私が住む横浜市でも253名とビビるような数の報告でした。
会話や会食での唾液の飛沫がもっとも感染リスクが高いようなので合唱団の練習再開のタイミングは難しいと思います。
ベートーヴェンは凄い!レポート
さて、そんな中昨年の大晦日、東京文化会館にコンサートを聴きに行ってきました。
「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2020」です。
今回で18回目。指揮者の小林研一郎氏が、一晩でベートーヴェンの交響曲全9曲を振るという凄い企画です。
オケは、N響メンバー中心に各主要オケの首席奏者などが集まった岩城宏之メモリアルオーケストラ。
特に今回は、コントラバス奏者7名の内、6名が首席奏者各オケの首席奏者で固め、ティンパニーのN響首席植松氏と合わせて強力な布陣でした。
指揮者のコバケンさんは全9曲全てマスク着用。あの御方は、指揮中の唸り声が大きいのでそれを配慮したものだと思います。弦楽器奏者の約2割はマスク着用で、管楽器奏者も出番のない時はマスクをしていました。
第4番の演奏が終わった時点で、主催者の作曲家三枝成彰氏が、30分ほどのトークをされるのですが、今回は終演時間を早めた関係で、5~6分ほどで終わりました。
そのトークの中で、合唱団の手配に苦労したと語っていました。
つまりアマチュアの合唱団が使えなかったということです。規定ではアマチュアは10名までしかステージに上がることが出来ず、一方プロは40名までOKということで、40名のプロの声楽家に依頼したそうです。
第九では、合唱の40名は、全員マスク着用で、ただ見たところ普通のマスク。そのためいちいち手で位置を直すシーンが頻繁に見られました。
ソリストの4名は、普通指揮者の前に立つのですが、今回は、ステージ向かって左奥の第2ヴァイオリンの後ろ当たりで、4階席左側席の私から全く見えませんでした。
ただ、カーテンコールの際ステージ中央に出て来られ、それを観ると女性一人がコーラスマスクで、他の3名は普通のマスクのようでした。
オケの配置も全体に席の間隔を空け、特に指揮者周りは、通常の倍以上間隔を空けていました。
そのためオケメンバーは、ステージ全体に広がった感じで、そのため各パートの音が聴き取りやすく内声部の動きが良く分かっておもしろかったです。
演奏は、さすがに世界のコバケンさんと手練れの奏者を集めたオケだけに素晴らしく、特に英雄、運命、田園、第7番は白熱した演奏でした。
ただ、第九が、合唱パートの抜けが今一つで、これはマスクのせいなのか、少人数のためなのか、多分両方だと思いますが、迫力不足で残念でした。
主催者の三枝さんも語っていましたが、直前まで開催できるかどうか不安だったそうで、本当に出来て良かったと言っていました。
最後に
新型コロナ禍でのマスク着用、手洗いの厳守などで、インフルエンザの感染は、極端に抑えられているそうです。
昨日のTBSラジオを聴いていたら、MCの赤江珠緒さんが主治医にインタビューしていましたが、2019年と2020年の11-12月期で比較すると0.0数%以下に抑えられているそうです。
一方、新型コロナの感染は拡大しています。これは唾液の飛沫で感染していると考えられるそうです。だから飛沫の飛ぶ、会話や会食、そして合唱もリスクが高くなります。
合唱団の練習再開はいつになるのでしょうか?
ベートーヴェンの1番から9番までを一晩で振るマラソン2004
2004年に岩城宏之さんが初めて一人で指揮した時のライブ録音です。
これがなかなかいいです!
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