こんにちは、
よぴまるです。
漫画家の高橋留美子さんは、紫綬褒章を贈られました。
おめでとうございます。
高橋留美子は、僕の同い年の1957年新潟県生まれ。
日本女子大在学中にデビューし、『うる星やつら』『めぞん一刻』のドタバタ・ラブコメの大ヒットで一世を風靡しました。
その後も『らんま1/2』『犬夜叉』などの長編連載から、『人魚シリーズ』や『高橋留美子劇場』など、シリアスで苦味のある作品まで、幅広く描いてこられました。
現在も『MAO』を少年サンデーに連載中の現役漫画家です。
高橋留美子 紫綬褒章
そんな留美子さんが、紫綬褒章を贈られたことは何と言っても嬉しことですが、紫綬褒章自体は、過去の業績に対して贈られるというイメージもあるので、何か複雑に感じる部分もあります。
留美子さん自身は、光栄なことと無難なコメントですが、彼女にはまだまだ楽しい作品を描いて行って欲しいです。
個人的には、『めぞん一刻』風な、おじさんとおばさん、いや当世風にじいさんとばあさんのラブコメなんかいいなぁ、なんて勝手に思っています。
さて、るーみっくわーるどのファンを自称しながら、全作品を読んではいませんが、高橋留美子の作品から、僕の好きな漫画トップ4をご紹介します。
高橋留美子 僕の好きな漫画トップ4
第1位 めぞん一刻
一刻館にやってきた若公未亡人音無響子。浪人生の五代裕作は、一目惚れ。しかし、そんな気持ちを知ってか知らずか、響子さんは、時には思わせぶりな態度を取ったり、時にはつれなくしてやきもきさせる。
そんなわがままで天然で、おんなのダメさに溢れている響子さんが最高に可愛い。
理想の女性=完璧な女性、ではないのです。
響子さんに虜になった僕には、やはりこの作品がベスト1です。
第2位 うる星やつら
宇宙一可愛いエイリアンラムとチャラ男のあたるが繰り広げる、ドタバタラブコメ。またこの二人を取り巻く連中もまさしくうるさいやつらが揃いに揃っています。
超金持ちの御曹司面堂は、中身はあたると一緒。チェリ―、さくらさん、テン、しのぶ、竜之介など、多彩なわき役たちの活躍が、最大の強みですね。
でも、やっぱり最大の魅力は、超かわいいラムちゃんが、アホ男あたるに一途なところかな。
第3位 高橋留美子 人魚シリーズ
ラブコメの女王、高橋留美子が描いた、生きるとは死とは、という永遠のテーマを描いた作品。もちろん答えなんか見つからない。でも不老長寿の身体をもち500年生き続けている湧太の「俺は、普通に生きたいんだ。」という言葉には重みがあります。
この作品は、読者に命題を投げかけているだけ。答えは、自分で考えよう。
第4位 高橋留美子劇場
留美子さんは、大学生の時には、すでにプロの漫画家としてデビューしているので、当然会社勤めはしていないはず。
しかし、その想像力の幅広さと人々の心の中の機微を的確に表す力量はまさに天才業だと思います。
やはりそれは、読書量の凄さからくるのでしょうか?普通の大人たちの心に潜むネガティブな部分を笑いも含めて見事に描いた作品です。
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