こんにちは。
よぴまるです。
ナルシソ・イエペスのギターが全篇に流れる映画「禁じられた遊び」。
1940年代のフランスの田舎の家族を淡々と描いた映画です。
戦争で傷つくのは、いつも純真な子供たちの心。世界中が涙した、反戦映画の名作です。
「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督が、戦火の中で生きる子供たちの姿を通して戦争の空しさを訴えた物語です。
スポンサーリンク
禁じられた遊び あらすじ
1940年、第二次大戦下のフランス。
砲火によって両親を亡くした幼き少女ポーレットは、牛を探していた年上の少年ミシェルと出会います。
ミッシェルが、ポーレットをすぐ入れに連れていき父親に家で引き取ってくれと訴える。
戦時下では孤児となりこういうシーンがいたるところであったのかもしれない。
当然日本でも多くの戦争孤児がいた。
火垂るの墓でも分かるように小さな子供を養うだけでも大変な時期。
ポーレットとミッシェルが過ごしたのは僅か数日ではないだろうか?
ポーレットは僅か5歳、ミッシェルだって10歳になるかならないだろう。
彼から死んだ動物などの葬り方を教わったポーレットは、次第にお墓を作る遊びに夢中になるが、やがてその行為が大人たちの目に触れることに。
この二人の感情の交流は、友情?、恋愛?
ミッシェルは、ポーレットを喜ばそうとして次々と十字架を盗み、
二人の隠れ家である水車小屋に飾り付けていく。
スポンサーリンク
でもそれを引き裂く大人たち。
ポーレットは、孤児院に引き取られることになりミッシェルの家に警察がやってくる。
二人の別れの場面は描かれていない。
最後のシーンは、駅だろうか?
雑踏の中でミッシェルという名前を聞く。でも人違いだった。
そしてポーレットは、ミッシェルの名前をそしてママと叫びながら雑踏に消えていく。
このラストシーンが気になって仕方ない、というか辛い幕切れである。
————————————————————————
本ページの情報は2024年8月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
————————————————————————
スポンサーリンク
コメント