ダイヤモンド 鑑定書

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こんにちは、
よぴまるです。

このブログでも以前書きましたが、僕はサラリーマン時代は、37年間宝飾品を取り扱っている企業に在籍していました。

その内、20年間は、ダイヤモンドを取り扱う部署にいました。
具体的に言うと、海外のダイヤモンドディラーからダイヤモンドを輸入して国内ジュエリーメーカーや百貨店、宝飾専門店に卸す仕事でした。

だからダイヤモンドのグレーディング(等級を選別)をするのは、日常のことでした。

そしていつももやもやしていたのが、ダイヤモンドに付く鑑定書というものに対してです。

今回は、僕の見解をご案内します。
なお、僕は、米国宝石学会(G.I.A)の宝石鑑定士の資格を持っています。

また、以下に記すことはあくまで僕の見解で、各宝石店との見解とは違う場合もあるのでご了承ください。

ダイヤモンド 鑑定書とは

まず、通常日本で鑑定書と呼ばれている書面は、正確には、ダイヤモンドグレーディングレポート(DIAMOND GRADING REPORT)で、ダイヤモンドの等級に関する報告書であり、評価や価値を表すものではないということです。

ちなみに、日本語の鑑定書を英訳するとAppraisal report(評価のレポート)となり、明らかに違うものです。

いつ、どこで、グレーディングレポートが、鑑定書という言い方になったか不明ですが、これは業界に取っても消費者に取っても誤解を生むことで良いことではありません。

その証拠として、宝石鑑別団体協議会(AGL)に所属している宝石鑑別会社は、一様にダイヤモンドグレーディングレポートと記載しています。

あくまでそのダイヤモンドを評価しているものではないということです。

そして、ダイヤモンドを販売する百貨店や小売店でダイヤモンドグレーディングレポートを付けるのは、第三者のレポートを付けることで信用度、信頼度を高めるためからです。

だから、本当に自信や信頼のある小売店などは、そのお店の保証書を付けるだけです。

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ダイヤモンド 鑑定書の違い

ダイヤモンド鑑定書の違い、つまりグレーディングレポートの違いは、宝石鑑別会社での見解の違いに因るものです。

これはあって当たり前と思っておいた方がいいです。

というのは、ダイヤモンドのグレーディングは、上のグレードになるほど、範囲が狭くなり繊細になってしまうのでどうしても見解の違いが出てきます。

ここで簡単にダイヤモンドのグレードを表す4Cについて説明します。

カラット(carat)
カット(cut)
カラー(color)
クラリティ(clarity)

ダイヤモンドのグレードは、この4Cの組み合わせで表されます。
特に見解が分かれるのは、カラーとクラリティです。

カラットは、電子秤で計測するので、間違いようはありません。
カットも数値で取るので、違いは少ないです。

しかし、カラーとクラリティは、鑑定士という人の見解が入るので、同じダイヤモンドでも違いが出てきます。

しかし、同じダイヤモンドなんですがね。

でも、ダイヤモンドのグレードに対しての相場が大枠であるので、例えば、A店で0.30ctE VS2のエクセレントカットが30万円だったけど、B店では25万円だったという情報は、比較されやすいです。

最後に

ダイヤモンドは、工業製品ではなく天然のもので、それぞれ唯一無二のものですし、別にグルードに値段が付いているわけではなく、他店と値段比較するのは無意味と僕は考えます。

むしろチェックして欲しいのは、そのお店の信頼度や対応の充実度です。

そのもっとも基本的で大切なことを忘れて、グレードだけで高い安いに拘るのは、むしろ空しいことだと思います。

特に婚約指輪など一生ものを選ぶ時は、信頼度が高く、対応のしっかりしたお店で購入されることをお勧めします。

もし、現在ダイヤモンドをお持ちで手放したいと考えの方は、まずはバイセルで査定はいかがでしょうか?

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