こんにちは、
よぴまるです。
先日、ラジオで興味深い話を聴きました。
たしか、TBSラジオの『伊集院光とらじおと』の中でのことです。
セミの生息域の話からでした。
ヒグラシというセミがいます。
僕が住む横浜市港北区でも時々そのもの哀しい鳴き声を聴くことが出来ます。
夕暮れ時など、
その「ケケケケケ」という鳴き声は、
なにかもの哀しい気持ちにさせます。
よくカナカナと鳴くとされていますが、僕にはどうしてもそのように聴かれません。
同じセミでも、ミンミンゼミやクマゼミのようなお祭り騒ぎ的な鳴き声とは全然違うのですね。
次の動画でに自宅で聴いたミンミンゼミとクマゼミの鳴き声が収録されています。
※20秒くらいからミンミンゼミの鳴き声にクマゼミが被せてきます。
さて、セミには、生息域があります。
例えば、僕の故郷富山では、ミンミンゼミやヒグラシが、山間部に行かないと聴くことが出来ません。しかもクマゼミは全く聴くことが出来ません。
しかし横浜では、普通に聴くことができます。
しかも近年西日本に生息しているクマゼミの鳴き声が首都圏でも聴かれるようになったのは、地球温暖化の影響ではないのか、と言われることもあります。
ここで本題に行きます。
さて、ラジオではヒグラシは、沖縄にはいないとされていたそうですが、1972年の沖縄の返還以降観光客が増えると、ヒグラシの鳴き声を聞く人が何人もでてきたそうです。しかし、実物が確認されていませんでした。
しかし、ヒグラシのような鳴き声がある地域でよく聴かれるといううわさは後を絶ちません。
そしてその謎が解けたのが1981年のことでした。
それがヤンバルクイナの発見だったのです。
ヤンバルクイナの鳴き声がヒグラシの鳴き声に似ていることから間違われてようです。
ちなみにヤンバルクイナは、絶滅危惧種A類に分類され保護されています。
ヤンバルクイナ by 環境省
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環境省のHPで確認できます。
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