こんにちは、
よぴまるです。
日本のバイク史における創生期(1909年~1954年)の発表されたバイクをご紹介して行きたいと思います。
20世紀の初頭、日本で初めて国産バイクが誕生しました。
それから今年で115年の年月が流れました。
大げさではなく、振り返ってみると星の数ほどのオートバイが生み出され、そして消えていきました。
まるで生物の進化を観るようなドラマチックな歴史です。
私も70年代の終わりから90年代に掛けてオートバイに乗っていましたが、星の数ほど生み出されたオートバイの中もで出会えたのは、ほんの一部のオートバイに過ぎなかったことがわかります。
このブログの主旨でもあるオートバイ伝説の一ページとしてご紹介して行きます。
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国産第1号 島津モーターNS号
島津モーター NS号 1909年
空冷4スト単気筒
※画像は、オートバイ2014年5月号付録より
NS号のほとんどの部品は日本製の材料を使って、製作者の島津樽蔵によって製作されました。
これ以前の国産車は輸入部品を組み立てたものばかりだったので、純粋な国産車第1号はNS号ということになります。
エンジンは4ストローク単気筒400cc。
吸入は当時の外国車とう同様、自動吸入弁(オートマチック・バブル)式。
これはカムを使わず、弱いバブルスプリングを使い、ピストンの吸入作用により自動的に吸入弁を開かせるシステムです。
日本初のオートバイを作った男の物語です。
↓
日本のモータリゼーションを作った明治の男の物語
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1909年(明治42年)という時代
5年前の1904年には満州・朝鮮半島を巡ってのロシア帝国との戦争、日露戦争がありました。
日本はイギリスとアメリカの後押しもあり、辛くも勝利し日本の近代化に前進しました。
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