宮沢明子 モーツァルト ピアノソナタ

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
よぴまるです。

高校生の時、クラシック音楽好きの友人が、
宮沢明子さんいいよって教えてくれました。
その時は、へえっていてすぐ聴こうとしませんでした。

当時は、LPレコード時代で、しかも高校生にとっては高額。
クラシック音楽を楽しむには、友人からLPを借りるか、FM放送でチェックするか、市立図書館の音楽資料室で楽しむくらいでした。

それから50年弱。
時の経つのは早いです。少年老い易く学成り難しです。

やっと宮沢さんの81回目の誕生日に、名盤と名高いモーツァルトのピアノソナタから第8番・10番・11番を聴きました。

今日は、2019年4月23日にベルギーのアントワープの病院で77歳の生涯を閉じた、世界的ピアニストの宮沢明子(みやざわ めいこ)さんの誕生日です。

1941年5月10日、神奈川県逗子市生まれ。
母がピアニストで父もクラシック音楽ファンという環境で育ち、母の弾くピアノを聴くうちに2歳8カ月からピアノを始めました。

宮沢明子さんの名前は、クラシック音楽を聴き始めた50年前の中学生の時から知ってはいました。また高校生時代は、同じクラシック仲間の友人が、宮沢さんのモーツァルトがいいらしいよ、なんて言っていました。

宮沢明子 モーツァルト ピアノソナタ全集 録音

宮沢さんが亡くなって1ヵ月ほどが過ぎたこと、タワーレコード・オンラインショップに以下の文章を含む追悼文がアップされました。

彼女が30歳を迎えた1971年以降は、名録音技師の菅野沖彦(1932~2018)とのコンビで珠玉のようなLPやテープを数多く世に送り出してゆきます。

同年12月28日には青山タラーホールで、36枚目のレコードとなる、彼女自身が改めて「私のデビュー盤」と呼んだ「マイクと楽器の対話」を録音。

ジャケットやタスキに「菅野沖彦と宮沢明子」と、録音技師と演奏者が対等にクレジットされた画期的なレコードで、翌年3月に発売され愛好家から熱烈な支持を受けました。

この両者は10年ほどの間に実に30枚以上のLPやテープを制作しましたが、その中でひときわ輝く金字塔が1973年9月に録音された、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集です。

宮沢明子 モーツァルト ピアノソナタ選集

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K. 310
Piano Sonata No. 8 in A Minor, K. 310
total(18:21)

————————-

ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K. 330
Piano Sonata No. 10 in C Major, K. 330
total(19:37)

————————-

ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 「トルコ行進曲付き」 K. 331
Piano Sonata No. 11 in A Major, K. 331
total(22:01)

宮沢明子 – Miyazawa Meiko (ピアノ;ベーゼンドルファー)
録音: 1973年9月9,10,17,18,27日、青山タワー・ホール
エンジニア:菅野沖彦
使用器材: ノイマンU-87、アンペックスAG-440B

モーツァルト: ピアノ・ソナタ全集 [XRCD] 宮沢明子

録音の優秀さも抜群ですが、宇野功芳氏もほめたたえた名演でもあり『ここまでやって下さるとは夢にも思わなかった』『30 代の若さでこんな才能はおそろしいくらい』『フレージングの美しさは名人芸』『全曲にわたって旋律が歌い抜かれ、哀しいくらい訴えて来る』と評された心に残る演奏です。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました