こんにちは、
よぴまるです。
クラシック音楽の世界にとどまらず、「第九」と言えば、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125を指します。
クラシック音楽の交響曲の傑作の中にも、シューベルト、ブルックナー、ドヴォルザーク、マーラーが、9番目の交響曲に傑作を残していますが、それでも「第九」と言えば、ベートーヴェンなのです。
それだけ、ベートーヴェンの第九は特別な存在です。
第九 名盤
第九の記念的名盤をチェックしてみましょう。
例えば、70年近く経ったいまでも第九の名盤と名高い、1951年バイロイト音楽祭が第二次大戦後初めて再開されたオープニングを飾った、フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団、他。
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 バイロイト祝祭管弦楽団
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ベルリンの壁崩壊の直後にベルリンでバースタイン指揮で東西のオーケストラのメンバーが参加して行われた記念コンサートなど、「第九」は、特別な、記念的な時に演奏される特別な曲となっています。
自由への頌歌 – ベートーヴェン: 交響曲第9番 [CD+DVD] レナード・バーンスタイン 、 バイエルン放送交響楽団
第九 日本のオーケストラ
また、日本では、年末の風物詩として「第九」が根付いています。
日本では、毎年12月になると全国各地のプロのオーケストラはもちろん、アマチュアのオーケストラ、合唱団がこぞって第九をコンサートを開催します。
通説によると、第二次世界大戦の終戦後、赤字に悩んでいたオーケストラが、正月の餅代(つまり年末のボーナス)を稼ぐ手段として、どうしたらチケットが大量に捌ける演目はないかと、頭をひねっていたところ、合唱団も含めて大勢の人がステージに上がれる、ベートーヴェンの第九がいけんじゃない?ということで始まったようです。
実際、プロのオーケストラでも一般から合唱団員を募集して、トレーニングを積みステージに上がっています。
僕も2回ほどプロのオーケストラの合唱団員として、コンサートホールで歌いました。
そんな経緯から考えると、新型コロナ禍で運営が苦しい今年年末こそ、「第九」コンサートが有効になってきます。
一応、クラシックのコンサートでは、制限がなくなりました(コンサートホールの定員は、5000人未満)ので、各プロのオーケストラは、この機会に第九で挽回したいと考えていると思います。
ベートーヴェンの交響曲第9番、通称『第九』が演奏されるコンサートのチケット情報まとめページ
そういう意味では、新型コロナというのは厄介な問題ですが、合唱団用のコーラスマスクも開発され、しかも現在、そのマスク着用でコンサート開催されているので、この困難を克服していくと思います。
合唱団 コーラスマスク <<<コーラスマスクに関してこちらの記事も参照ください。
ちなみに僕は、以下のチケットをすでに購入しました。
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2020 のチケット情報 大晦日恒例! 2020年も炎の“マエストロ”こと小林研一郎がベートヴェン第一から第九まで一晩で振る!
一日でベートーヴェンの交響曲全9曲をやってしまうという無謀なコンサート。
公演時間約11時間(休憩数回あり)、最後の第九が終わると同時に新年を迎える。
しかも今年は、ベートーヴェンの生誕250年の最後を飾る、そして指揮者小林研一郎氏80歳となった記念すべき公演になります。
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