ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
よぴまるです。

ベートーヴェンの交響曲第4番は、1806年に一気に作曲されたようで、初演は翌年1807年3月、ロブコヴィッツ侯爵邸で行われました。

作曲家ロベルト・シューマンは、この第4交響曲について、「二人の巨人に挟まれた美しいギリシャの乙女」と形容しました。

これは、第3番”英雄”と次の第5番”運命”という逞しく闘争的な曲に挟まれていると意味です。

英雄交響曲の完成から2年、歌劇「フィデリオ」の作曲と初演を経て、しかも”英雄”の発表から着手していた第5交響曲の手を止めて、短期間で完成した曲です。

本作が、”運命”の手を止めてまで一気に作曲した理由としては、当時ヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵未亡人との恋愛中で、闘争的な曲を書こうという気持ちにならなかったのかもしれません。

その考えを裏付けるものとして、ピアノ協奏曲第4番、ヴァイオリン協奏曲など穏やかな曲が同時期に作曲されています。

革新的な英雄交響曲から一転して古典的造型の美しい曲という捉え方もありますが、長い序奏から主部になだれ込む勢い溢れる部分からよりロマン性の高い逞しい交響曲として捉える指揮者もいます。

以下に挙げたおすすめ盤では、クレンペラー、朝比奈隆が後者で、ノリントンが前者、ムラヴィンスキーがその中間かなとむりやりこじつけちゃいます。

 

ベートーヴェン 交響曲第4番 おすすめ

 

クレンペラー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

 

クレンペラー・コンダクツ・ウィーン・フィル オットー・クレンペラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

===========================

スポンサーリンク
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニー管弦楽団

 

ベートーヴェン: 交響曲第4番、他 エフゲニー・ムラヴィンスキー 、 サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニック交響楽団

===========================

朝比奈隆指揮新日本フィルハーモニー交響楽団

 

ベートーヴェン 交響曲全集 2 交響曲 第2番・第4番 朝比奈隆 、新日本フィルハーモニー交響楽団

===========================
ロジャー・ノリントン指揮シュツットガルト管弦楽団

 

ベートーヴェン: 交響曲全集 ロジャー・ノリントン 、 シュトゥットガルト放送交響楽団

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました